日本の労働生産性は、OECD加盟国の中で長年にわたり下位に位置しています。この事実に対して、「日本人の働き方が悪い」「努力が足りない」という論調を目にすることがあります。
しかし、現場を見ている私たちの実感は、まったく逆です。
日本の現場には、真面目で、責任感があり、求められた以上の仕事をしようとする人が数多くいます。問題は、その力が成果に変換される前に、構造的な非効率によって消耗されていることです。
同一の情報を複数のシステムに手入力する。形骸化した承認フローを通すためだけに資料を整える。本来不要な確認作業が、慣習として残り続ける。こうした「やらなくてもいいはずの仕事」が、組織の至るところに堆積しています。
かつて日本が世界第2位の経済大国として圧倒的な存在感を持っていた時代、競争力の源泉は人の力でした。そして今も、その力は失われていません。失われたのは、人の力を成果に変える効率性のほうです。
つまり、これは人材の問題ではなく、仕組みの問題です。
そして仕組みの問題であるならば、仕組みで解決できます。
AIによる反復業務の自動化。DXによる属人的なプロセスの構造化。Webやアプリケーションによるオペレーションの再設計。すでに技術は揃っています。足りないのは、それを現場の実態に合わせて実装し、定着させる力です。
私たちがとりわけ重視しているのは、中小企業への展開です。大企業には専門部署もベンダーも予算もある。しかし、日本の企業の99.7%を占める中小企業には、そのいずれも十分ではありません。人が少ないからこそ、無駄な1時間の機会費用は大きい。採用で解決しにくいからこそ、仕組みの改善がそのまま競争優位になる。この層にこそ、テクノロジーの恩恵を届ける意味があると考えています。
「日本を変える」という言葉を、私たちは安易には使いません。ただ、一つの確信はあります。
目の前の無駄を一つずつ取り除いていけば、この国の生産性は、まだ上がる。
毎日のルーチーンタスクを自動化する。数十時間を要していた調査をAIで短縮する。担当者の時間を、確認作業から判断と改善へ移す。一つひとつは小さな変化です。しかし、それが束になったとき、企業は変わり、産業は変わり、社会の動き方そのものが変わっていく。
REWORK JAPANは、システムを納品する会社ではありません。業務の構造を見直し、人が本来やるべき仕事に集中できる環境をつくる。AI・DX・自動化・Web開発——手段は問いません。目的はただ一つ、日本の現場から、無駄を減らすことです。
もう一度、この国が前に進むための土台をつくる。私たちは、その一端を本気で担うつもりです。