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複数の太陽光発電サイト監視を自動化し、Excel集計と異常通知まで一元化

CASE STUDY

複数の太陽光発電サイト監視を自動化し、Excel集計と異常通知まで一元化

複数の太陽光発電管理サイトへ定時で自動ログインし、発電状況の収集・Excel集計・異常通知までを自動化した事例です。

2026/04/05

・概要

複数拠点を運用する太陽光発電事業者様に対して、各管理画面へ手動でログインし、発電状況や異常有無を確認して Excel へまとめる業務を自動化しました。指定時刻になると各サイトへ自動ログインして必要な情報を収集し、一覧形式で Excel へ集計します。あわせて、異常値や停止の兆候があった場合は通知が届くようにし、確認が必要な案件だけをすぐ把握できる運用へ改善しています。

・制作期間

6日

・導入前の課題

複数の太陽光発電サイトごとに管理画面へログインし、発電状況を 1 件ずつ確認する必要がありました。確認した内容を毎回 Excel へ転記していたため、単純作業だけで毎日約 2 時間かかっていました。手作業のため、見落としや転記漏れのリスクがあり、異常の発見が担当者の確認タイミングに依存していました。また、確認と集計に時間を取られ、本来時間を使うべき判断や対応に集中しづらい状態になっていました。

・実装内容

指定した時刻に複数の管理サイトへ自動ログインし、各発電サイトの状態を定期的に取得する処理を構築しました。必要な項目をスクレイピングで収集し、日次で確認しやすい Excel 形式へ自動でまとめるフローを実装しています。さらに、発電停止や数値異常など、確認が必要な条件に当てはまった場合のみ通知が飛ぶように設定しました。運用時に対象サイトが増えても対応しやすいよう、ログイン、取得、整形、通知を分けた構成で整備しています。

・技術選定理由

今回の対象は、すでに運用中の複数の管理サイトにログインして情報を取得する業務だったため、新しく管理システムを作り直すよりも、既存画面から必要情報を取得する方が導入が早い状況でした。API が用意されていないサイトも含まれていたため、画面上の情報を安定して取得できるスクレイピングが最も現実的でした。現場の運用を大きく変えずに、今行っている確認作業をそのまま自動化しやすい点でも、スクレイピングは相性が良い方法でした。初期コストを抑えながら短期間で効果を出したい要件とも相性が良く、スモールスタートで導入しやすい構成になっています。

・結果

毎日約 2 時間かかっていた確認・転記作業を自動化し、日次の手作業をほぼゼロに近い状態まで削減しました。月換算では約 40 時間以上の確認工数を削減し、担当者が判断や対応に時間を使える状態へ改善しています。手動ログインや Excel 転記が不要になったことで、確認漏れや転記ミスのリスクも下がりました。異常がある案件だけ通知で把握できるようになり、問題発見の初動も早くなっています。